弊社代表の論文が情報処理学会「数理モデル化と応用」に採録決定されました

2018年7月23日、情報処理学会論文誌「数理モデル化と応用」に、弊社代表が執筆した論文「多目的遺伝的アルゴリズムによるITプロジェクトスケジューリング」の採録が決定いたしました。

多目的遺伝的アルゴリズムは、制約条件下で複数の目的関数を最小、もしくは最大にするような問題を解く手法の一つです。目的関数間にはトレードオフが発生するので、最適解は複数存在します。今回の論文で提案したモデルとアルゴリズムを用いると、ITプロジェクト特有の制約条件下において、プロジェクトマネージャは複数の準最適解の中からもっとも有用と判断するスケジュールを選ぶことができます。

なお、人工知能の定義は専門家の間でも定まっておりませんが(※)、2017年に九州大学と富士通が発表した「最適な保育所入所選考を実現するAIを用いたマッチング技術を開発」によると、最適な割当パターンを算出する技術もAIとされています。今回の論文は、その技術と同じ領域である組合せ最適化問題の解法を扱ったものとなります。

※:「人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの」、p43-45、松尾豊、角川EPUB選書、2015年。