小さく始めることはあるノーベル平和賞受賞者の哲学でもある

(前回の続き)

「成果の出ることを小さく始めるっていっても、米国のハイテクベンチャーの話でしょ?そんなお遊びと一緒にしてもらっちゃ困る」。そんな声が聞こえてきそうですが、まあもうちょっとお付き合いください。そもそも小さいことからはじめるのは、米国ハイテクベンチャーの専売特許ではありません。

皆さん、グラミン銀行をご存知でしょうか?グラミン銀行は、貧しい人々が経済活動を行えるように融資などを行う金融機関で、1983年にムハマド・ユヌスがバングラデシュに設立しました[1]。ムハマド・ユヌスはその功績を称えられ2006年のノーベル平和賞を受賞しています。

Prof Muhammad Yunus also recipient of the US Presidential Medal of Freedom and the Congressional Gold Medal

ロンドン取引所にて講演したムハマド・ユヌスは「小さく始めなさい。野心的になってはいけません。そして失敗を恐れてはいけません。確率はフィフティーフィフティーだけれども、もし失敗したら再計画すればいいのです」と、彼の哲学を言い表しました[2]

実績が出そうな小さいものをすぐに始めること、これは貧困を救う社会活動においても当てはまるのです。

(つづく)

出典

[1]坪井 ひろみ:グラミン銀行を知っていますか: 貧困女性の開発と自立支援, 東洋経済新報社 (2006).

[2]Business is a beautiful mechanism to solve problems, The Guardian, Fri 24 May 2013 07.00 BST, (2013).

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